日本海軍 装甲巡洋艦 吾妻
六六艦隊の主力艦中、唯一フランスに発注、建造された装甲巡洋艦です。


船体、主砲塔がレジン製。煙突、副砲がホワイトメタルで、艤装関係は他のキット共通のプラ部品となっています。
日本海海戦企画のノルマで、模型店に買いに行ったところ受注生産で、何時入るか解らないと言われて予約をしたのですが、僅か二週間くらいで入ってきました。(N田社長、有り難うございました)

ディティールはトレビア〜ンの一語に尽きます。
レジンの船体は反りも気泡もなく、塗料で埋めるのが怖いくらいの出来でした。

まずはお約束のサーフェイサーですが、あんまり濃く吹くとせっかくのモールドが潰れてしまうので、軽〜く吹き付け磨きます。
シールズモデル 1/700レジンキット。
六六艦隊の一艦として、唯一仏蘭西で建造された装甲巡洋艦。
蔚山沖海戦、日本海海戦と活躍し、最後は練習艦となり昭和一九年に解体されてその生涯を閉じた艦です。
(畳の上で逝ったんですね)

他の5艦より全長が長く、そのためドックに入りきらず、切りかきを作ったとのことです。


メタルの煙突はリューターにワイヤーブラシをつけて簡単磨き。(ピカピカになりますが、やりすぎに注意!)
今回の甲板色もちょっと赤めです。
舷窓をピンバイスで抜孔した後、船体を塗装しようとしたのですが、この当時の日本海軍色の色合いで悩んで国親父閣下に相談したところ、クレオス(私の世代ではレベルカラーですね!)のニュートラルグレーを使えば間違いないとのことで、つやを落としていつもの通り筆塗りです。

いきなり進んでいます。(失礼!)
煙突の蒸気捨管、艦載艇の支持架、魚雷防御網の支持桁も真鍮線で付加。

またもやいきなり完成写真です。
感想としては、とにかく長い!
装甲巡洋艦としてはとってもスマートですね。

真横からの一枚。
煙突の形状がいかにも仏蘭西艦ですね。

艦橋のアップですが・・・・・・・・
先日の輸送事故で、右舷側の艦橋手摺が潰れています。
なんか一発食らったような雰囲気になっています・・・・・・
1/700としてはとっても長いので、撮影時の絞り込みを充分にしないと、ぼけぼけの写真になってしまいます。 左に同じ。
独特の艦影が楽しめる構図です。
中央構造物です。
艦載艇用のダビッドは真鍮線と交換。
ありゃ!
副砲もダメージを受けていましたね!