|
|
元は最近、型が亡きイマイからアオシマに移って再販された1/350「日本丸」。
今回のは最初に発売されたイマイ製のもので、いつから我が家にあるのかわからない超熟成物です。
かみさんが手がけてほっぽらかしてあったのを、なんかに出来んかなとあっちをスパリこっちをザクザク・・・。
この時点で完成イメージや手順なんか全くありませんでした。 |
個人的な趣味で艦首喫水下には出刃包丁並みの「ラム」をエポキシパテで装備。
が・・・このポリパテ古くなってて旨く混ざらず、乾燥後に研ぎ出ししていたら分離していた部分がポロポロ取れてきて大弱り(新しいの買えばいいんですが、まだ残っているとなんかもったいなくて・・・)
甲板は段が付いてたり構造物がモールドされていたので、思い切って全部はがしてとりあえず全通甲板にしてみました。 |
|
|
ラム同様、個人的な趣味で大型の砲塔がほしかったので、バランスが取れやすい中心軸上の真ん中にプラ板で自作して見ました。
舷側には左右4門の速射砲を設置するため、大型の張り出しをポリパテで製作。
甲板として貼ったプラ板に木目の筋を彫り込んで行きます。
|
クリッパー型の艦首はラム戦の時に邪魔になるのでスッパリ切断し、パテで丸みを持った形状に修正します。
また喫水上部には装甲板のつもりで適当な長さに切ったプラ板を装着しました。
艦橋はなにかで余ったエッチングパーツを丸めてプラ板で形を作っていきます。
一応艦橋自体が装甲を持った司令塔というつもり? |
|
|
直立の煙突は使わなくなった筆の樹脂製の柄をぶった切って作成。
艦橋前部の75mm速射砲は手作りででっち上げ!
ちょっと形が新し目なのもご愛嬌と言うことでご勘弁を。 |
こちらは接着、修正した甲板に木目塗装を。
塗料は水性のヴァレホを使用。
一昨年の東京土産ですね。 |
|
|
だいぶ進んできましたが、なにせ完製ビジョンが全く無いので毎日お馬鹿な妄想ばかり考えておりました。 |
で、ついにマストを装着。
でたらめな製作工程のため実際に付けてみるまであちこちの取り合わせが想像できず、かなり不安を感じましたが・・・・・・
まぁ、なんとかなるもんですね。 |
|
ということで・・・・完成です。
8月のHMEに帆を張らない状態で出品したのですが・・・・近くのブースで展示をされていた「札幌帆船模型同好会」のお歴々がやって来て、「これはどの時代のどこの軍艦ですか?」と言われたときは冷や汗をかきましたね。
イッツ ジョーク! hahaha・・・・・すんません変なもの作って。 |
|
左舷前から
カメラの各種設定が馬鹿になっていて、現在オートしか使えないため被写界深度の調整ができず、かなりピンボケなのでご容赦ください。
|
|
正面から。
艦首の紋章はネットで拾ってきたそれらしいのを加工して印刷。 |
|
右舷前方から。
本当はマストにシュラウドがあるのですが、今回は割愛いたしました。
どうやってマストに登ったらいいかは・・・・・永遠の謎と言うことで。 |
|
リギングは基本の静索を張った後これまた最低限の動索を張りました。
滑車はランナーを加工して追加。
|
|
艦後部より。
マストを別素材にしなかったため、今回の撮影時に取り出したところリギングの張力に負けて随分と変形してしまっていますね。
やっぱりガラス樹脂の棒か金属に交換すべきでした。
橋のようなシンプルな後部艦橋に(まさに橋・・・)ガトリング砲を装備。
これで接舷戦闘時に敵艦甲板をなぎ払います。(もっとも敵艦に近寄れればの話ですが・・・)
|
|
|
|
|
|
艦首。
ツギハギの雰囲気が・・・・・
|
|
艦中央部。
砲塔の汚しがかなりいい加減になっております。
|
|
なにか・・・・実際は全く活躍しそうにも無い大砲ですね。
設定としてはどっかから盗んできた要塞砲を無理やり搭載したことにしています。 |
|
|
|
|
|
|
|
製作 kudopapa@副長 2008.12.28 |
|