トランペッターのノースカロライナを作ってみよう

ホーネット、レキシントン。ノースカロライナ、エセックスと次々おいしいアイテムを出してくれるトランペッター社。
今回はアメリカの条約型新戦艦ノースカロライナを作ります。    
(船体工作)
艦首
まず艦首ですが、第一印象はいい感じと思ったのですが写真と比べるとまだボリュームが足りずサウスダコタのようになっています。
ノースカロライナはこの艦首の変な独特のラインが特徴でもありますのでポリパテでボリュームアップしてみました。
結構いい感じになったと思います。
(出だしからコレでは・・・・・・なかなかやるなトランペッターw  相変わらず手ごわいキットですね。)  
しかしトランペッターよ、この錨なんとかならんのか?(^^ゞ




アンカーホールは奇麗に削り取った後旧フジミ700分の1の利根の分厚い機銃座を加工して付けてみました。 
もう5mmほど後退させたほうが良かったですね。

船体側面はサフェーサーによる外板表現。アンカーのホースパイプ部分の厚板外鈑がキモです。
外鈑のピッチは写真から割り出しました。(2cm)
艦中央の舷側装甲帯を基準にしています。
艦首上部はこれほど長い鉄板を作れるはずも無く、しかし継ぎ目が写真から判別できなかったので(おそらく溶接)分割ラインは入れていません。
舷側装甲帯上部は鋲接構造でかなりごついスティフナーで繋がれていますのでプラペーパーの細切を張ります。
艦首の外鈑のラインを引いていて気がついたのですが舷側装甲帯は実際よりかなり大きく形状も間違っています。
今回はそのままです。
(上端で2mmほど高く、1番砲塔付近で反り上がっているが実際は水平である)

船体基本塗装
今回もワスプに続いて懲りもせずメジャー32/18D塗装にします。
このテの迷彩は組みながら塗っていかなければならないので非常に手間が掛かります。
あせらずじっくり塗りましょう。
まず、大雑把に真っ黒に塗ったあと、喫水線の黒ラインをマスキングしたるのち艦底の赤塗装をします。
黒部分をマスキングしたのちヘイズグレー(クレオス307)ペイルグレー(同311)を塗装。
出来上がり
写真を見て気づいたのですが、どうもこの甲板は迷彩しているように見えますね。
しかし迷彩パターンがはっきり解る写真はなく、またこれ以外の写真では単色のようにも見えます。
でもそれでは面白くないので不採用になったデザインや他艦のデザインを参考に、それっぽいオリジナルデザインをしてみます。

で、やってみたのがコレ
それほど変じゃないと思うが・・・・・どうでしょう?
ビルジ捨管                                       舷悌展張用ブーム  
繋船桁              格納ステー                 スカッパー取り付け
  前部艦橋
艦橋の舷窓の一部は型抜きの関係で楕円になっているのでパテで埋めピンバイスで彫りなおします。
航海艦橋の窓ハッチ及び配管は目立つのでエッチングと伸ばしランナーで追加。
信号旗箱はムクなので切り落としプラ板とホチキス針でラックを製作、この後信号旗も付けたいと思っています。
上部艦橋は、全体的に角ばりすぎなのでプラ角棒で裏打ちして削り込みます。
イメージ的には四角錐から円錐に移行していく感じで。
防空指揮所後下部に伸ばしランナーと真鍮線でスピーカーや配線取り付け。
不足している遮風板とブルワークの追加
艦橋側壁に配管類の追加
防空指揮所に双眼鏡追加
艦橋背面のマストサポート追加


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