トランペッターのエセックスを作ってみよう 第二部

(飛行甲板)

まず茶色系の色で塗ったあとわざとムラになるように(適当に)14シーブルー+しろのデッキブルーステインで塗装します。(あとでこすって茶色を出して退色表現をするため)
艦番号、ダッシュラインは14シーブルー+黒で塗ります。この時期のラインは白またはライトグレーかもしれません、(白に直したら、やっぱり黒だったようだが・・・・)今のとこ確認できるのは3パターン
1:黒ベタナンバー(前後とも後ろから読める)黒ライン メジャー32 1944
2:黄色の縁取りナンバー(艦首側bヘ後ろから読める、艦尾側は書いてないっぽい)白かライトグレーのライン メジャー21 1945?台風に突っ込んで甲板壊した時
3:黒ベタナンバー(艦首側bヘ前から読める)黒ライン メジャー21 1944〜5
コロコロ短期間で変わっていますね。
※艦番号は1944まで艦首側は艦首方向からみて読めるように書かれていました。
艦首方向からの逆着艦対策です。このためほとんどの米空母は前部飛行甲板に着艦誘導員プラットフォームと着艦制動索が装備されており(1944より徐々に撤去されていきました)実際に逆着艦訓練中のホーネットUの写真も残されております。・・・・・・・・・と以前なにかで読んだのですが
(ところがワスプの写真見てみますと1944まで艦首側は後ろから見て読めるようになっており、1945にメジャー21にしたとき前からみて読めるようになっていました)



B前方から見て読める↑ アベンジャーがシーブルー単色
(TBM-3にのみ見られる特徴)になっているので1944.10.07以降である。
(世界の傑作機bS2TBFアベンジャー P58参照)

A艦尾は書いていないように見える。

@艦首艦尾とも後ろから読める。

着艦制動索がモールドされていませんので作ります。
エッチングパーツ付属の着艦制動索プーリーカバーを取り付け、制動索を0.2の真鍮線で付けました。しかし真鍮線は折れ曲がったりすると治らないのでやっぱりナイロン糸とかテグスとかつかったほうがいいです。

(艦橋)
この部分は各艦微妙に異なります。同じ船でも時期により変わります(大まかに前駆と後期にわかれます
ヨークタウンUのキットは後期型艦橋がセットされています。)できるだけ調べましょう。
1航海艦橋前面の40mm機銃の有無
2航海艦橋の大きさ
3煙突付け根部分ブルワークの形状
4煙突左右舷の蒸気管や補助煙突
5各種レーダーの種類と装備位置
など   
信じがたいことにキットにはマストのパーツはこれしか付いていません!      
(ヤードやガーターやトップツリーは?・・・・(・ω・ )モニュ?)
航海艦橋窓にビスマルク用エッチングから拝借した防水ハッチ追加
マスト中段のプラットフォームのエッチングパーツが合いません、隙間ができます。
実はマストの後部の2脚の床面の取り付け位置が嘘っぱちです、デフォルトの取り付け穴は塞ぎ、エッチングをガイドに3脚を組んだ後現物あわせで床面に付けてください。(私が気づいたときにはときすでに遅し・・・・・・・)
艦橋付け根の通路が足りないのでプラバンで追加
煙突付け根のプラットフォーム下の通路も足りません。プラバンで追加。(エッチング通路があまるのでそれを使ったほうがいいでしょう)
このあと判る限りラッタルやラウドスピーカー補強ステーやジャッキステーなどを追加していきましょう

(マスト)
ここはレーダー配置が各艦違います。トップツリーは0.5mmと0.3mmの真鍮線を使用。
0. 8と0.5でも良かったかも
@SC2レーダー支柱は1mmプラ棒にテーパー付けて使用。
A汽笛への配管は0,5mm真鍮線
B中段プラットフォーム後ろのブルワークをプラバンで追加(もっと皿のように広がってるのが正しい)
C中段プラットフォーム下の横に伸びる長いヤードは艦によって位置が違います。タイコンデロガとワスプは写真の位置ですが他の艦は後ろ2脚の後ろや前についています。
D十字型のアンテナやプラットフォーム前面のアンテナは手摺りパーツを加工して付けてます。
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製作  hit2