トランペッターのエセックスを作ってみよう 第三部


右舷舷側の絶壁感とそそり立つ艦橋がエセックスらしさを強調します。船体 甲板 艦橋の段差を徹底的に消します。


煙突への蒸気捨管を0.5mm真鍮線でとりつけ、 ECMアンテナVHFアンテナ取り付け

アンカーはシャックル部分を斜めにするため作り直します。
ロープなんかはってみました
左舷エレベーター後部内火艇甲板
キットでは、内火艇をプラットフォームの上に載せるように書かれてますが、ギャラリーデッキからぶら下がっているので再現してみます。
固縛帯は0.2の真鍮線とアルミテープで作りました。
内火艇側に真鍮線とエッチングパーツのストックを使ってプーリーやワイヤーを取り付けた後、ギャラリーデッキからぶら下げます。

固縛帯を固定して完成

艦載機の製作

ちょっと船に飽きたので飛行機模型に浮気w
カウリング前面ですが、ちょっと気に入らないのでリューターでオイルクーラーインテークを加工してみました。
プロペラ取り付け穴も位置変更せねばなりませんね。(どうせ見えなくなるんだけどね)
左より F6Fデフォルト   改修F6F   改修TBF


垂直尾翼に母艦識別マークの白三角を入れてます。(見栄え重視でGシンボルも良かったかな?
時代考証があわなくなるけども)
キットのF6Fは主翼上面分割が違います、目立つのでプラ板で改修。
TBFは水平尾翼がひとまわり大きいので後縁を1mmカットします。
あと全機に主脚カバーと脚支柱を追加します。
最後に感想!

トラペのキットはパーツ段階では期待に胸が膨らむのだが、組んでみると驚きの連続で胃が痒くなりますね。
まだ30年前のニチモの方が素晴らしいですw
特に初期のこのキットはゴールドメタルのエッチングパーツを使う事を前提に開発されたのか?とでも言わんばかりの省略の激しいキットだと思います。
タミヤの戦艦とかだとエッチングパーツを付けるときは部品削ったり既存のパーツを使わなかったりと、削りくずと余りパーツが大量に発生するんだけど、このキットはそれが無い!つうか省略しすぎ!
上級者にはある意味親切設計と言えなくも無いが(切ったり削ったりがあまり無いw)初心者が素組みでこれを作る場合かなりがっかりする事請け合いのイカスキットです。(これで1万はマジ高い。エッチングパーツもそろえると3万円さらに艦載機で役4万!)
まあこのスケールでどんどん新製品が出るなんて国内メーカーじゃ無理だし、それだけでも嬉しいですよね。この調子で扶桑や長門なんか出てこないかな?
皆さんもこれを作るときはじっくり腰すえてがんばってください。
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製作  hit2